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朝ごはんは作っていただいた。とてもおいしい。
この日記を書くのに調べていたらサイトが見つけた。
http://www3.ocn.ne.jp/~shig/misakiya/
日御碕の灯台に登る。
螺旋型の階段を登る式。一人分くらいしか幅がないので、行き違いが大変。降りる人が優先。
灯台の周りは、お土産屋と、いか焼き、さざえ焼きを出す店が並ぶ。とても楽しい雰囲気。なぜか貝殻が欲しくなる。
ぜひお参りしなさいと、宿のおばあさんに言われて、隠ヶ丘と日御碕神社をお参りする。民宿だと、主人が信心深かったりすると、こういうお勧めをしてもらえて、「ここまで来て、お参りすれば、必ずいいことありますよ」と言ってもらうと、すでにいいことがあったような気分になる。ぜひともと思ってお参りに行く。
本当はグラスボートに乗りたかったのだけど、出航しているとか、いないとかであきらめる。
ぐるりとまわって岬を回って、宿のおばあさんにイカ焼きを食べさしてもらう。
バスで出雲大社に向かう。一時間に一本くらいにバスなので、乗り遅れてはいけないと時間を計算しながら、ご飯を食べる。ゆっくり食べてもいいようなものだけど、かなりうまかった。
バスに乗り、稲佐の浜で降りる。少し歩くが、途中に出雲のお国のお墓もあることだし、なにより、折角なので浜辺とか見に行きたい。
土地が足りないからと、神が綱引いて島を引っ張ってきたそうな。
神話のスケールの大きさはいい。超人的というか、神だからね。島くらい力自慢だったらなおさらできることだろうと思えてくる。
歩いていると、八重桜が咲く家の前で、お茶会のようなものをしている。「どうぞお茶を飲んでいってください」と言われて、お言葉に甘える。
どこからきたのですか?
大阪ですか?
黄砂?今日なんか、まだましなほうですよ。
なんて話をして、お茶いただいて、昆布を揚げたものや、手作りのお米のあられのようなものをいただいて、ゆっくりする。
もう少しあるくと、やはりGWということもあってか、出雲大社への駐車場に並ぶ車の列が見え始める。横目に眺めて、本当は正面から入りたかったけど、参堂の途中から。
伊勢神宮のような印象とはことなり、大きな社のある神社という趣。
生憎、本田は改築中であったが、大きなしめ縄のついた拝殿にてお参り。
(こういうところで写真をとるのが、なんとなく嫌だったので、とらなかったので画像はない)
お参りのあとは、出雲大社から、一畑電車で宍道湖温泉へと向かう。
映画にもなったそうな、ローカル電車は、とてもいい雰囲気だけど、あっさり寝てしまい、車窓を楽しむわけでもなく、くったりと。
宍道湖温泉駅から、今日のお宿に向かう。
ヤングイン松江。これまた、ギリギリ予約ができたお宿。
荷物を置いて、おいしいものを求めて、松江をぶらぶらと。
漁師料理と書いてあるので、きっとお魚がうまいと踏んで、お店に入る。
「多摩漁師料理の店」。
実際、うまい。魚をたくさん食べる。贅沢して、のどぐろを食べる。
店を出て、疲れたのでとっとと帰る。
ヤングインの一階はバーになっていて、常連さんが楽しそうに飲んでいるようだった。シャワー室がそのバーの裏手あたりにある形で、シャワー浴びて、お客さんに顔合わせるのがなんとも言えない気分になりつつ、お客さんは慣れたような感じで、飲み続けていた。