monomadoのブログ

本を買う話とか、読んだ本の話とか。あと時々、旅行の話を。

昼から難波にでかける。

地下鉄で、谷町線から南森町へ。境筋線から日本橋へ。
日本橋で降りて、黒門市場の前にある黒門ラーメンへ。
チャーハンセット。食べ過ぎた。

ジュンク堂に行く。久しぶりに難波ジュンク堂。じっくりと本棚を眺める。

3階。洋書コーナー。特になし。
3階。映画棚。特になし。「ヌードの夜」の本があり立ち読み。

2階。IT棚。
文芸的プログラミング (ASCII SOFTWARE SCIENCE Programming Paradigm)
文芸的プログラミング。パラりと。

ハッキングツールの本なんかを立ち読みしつつ、そういえば、深夜作業中に読んでいた本の感想を。

Hacking: 美しき策謀 ―脆弱性攻撃の理論と実際

バッファオーバフローなどのテクニックについて詳細に記述。そのテクニックとしての美しさは、あると思う。ハッキングとなると、なぜバイナリーとなるのか?と思っていたけど、バッファオーバーフローの話を読んでいるとよくわかった。プログラマが変数を格納するために容易したメモリ領域から溢れたところに、バイナリーレベルで命令を書き込み(上書きして)システムをのっとる、という方法だからだ。
考えた人はかなりえらい、と素直にうなる一冊。

ついでに、深夜作業中に読んだ雑誌も。

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最近の映画監督についてはほとんど勉強できていない。もはや巨匠なんてレベルの人らくらいしか知らないじゃないか。面白い映画はたくさんでてくるけど、最近の映画監督たちってどうなんだと勉強のためにも。(そこまで向上心があるわけでもないけれど)

気になった記事。

監督のパワーとしてはアジア圏の監督がすごい。ホゥ・シャオシェンなんか最近日本で映画撮っていたそうだけど、山手線内での撮影を無許可のテロ的な撮影でやってしまう、らしい。しかもこの撮影の迫力のため、車内に協力的な見守りが発生する。そうな。ちなみに山手線での撮影は正式に申し込むと却下されるそうです。(浅野忠信のインタビューから)

珈琲時光』みてみたいな。

あと、ノルウェイの森の記事が面白かった。村上春樹は映画化を基本断るらしく、それでノルウェイの森がようやく(?)映画化されたような気にもなったのだけど、そうではなくて、監督の思いで口説き落としたというのがなりそめらしい。これまた見に行きたくなってきた。
しかし、ノルウェイの森というものは、なんというか、みんな読んでるんだなというくらいブームだったらしいことをいまさら知る。といっても、自分はブームの去った跡に家に転がっていたのを読んだという世代に属するはず、さ。

ジュンク堂の巡回の話に戻る。

IT棚はその後、

Linuxカーネル2.6解読室

を立ち読み。5400円か。一通りながめつつ、いずれまたと棚に戻す。
資格参考書系の本棚を眺め、LPICの参考書をみつつ、いいかげんOracleの資格をとってしまうおうと決意。

その後は、人文棚へ。

倫理学 (ブックガイドシリーズ基本の30冊)

小泉義之ということで、買い。最近Twitterにその存在を見つけ、フォローしているが、深夜作業中タバコ吸いながら、眺めたら夜中になんかつぶやいていて、寝ないのかこの人は!と驚く。さすがプロの世界は違うなとびびる。
その他は、特になし。

文庫棚へ。

河出文庫前へ。千のプラトーは上中下、全部出ている、ことは知っている。上だけ買ったけど、まだ置いておく。ちくま学芸文庫棚前。少し前まですごい勢いで、文庫化しまくっていて買いまくっていたけど、最近はおとなしい気がする。といっても、そんなにぼろぼろでねぇよと怒られそう。そもそも自分は消化できていない。ちくま文庫棚で、『大阪 下町酒場列伝』を購入。最近ちくま文庫の本がおもしろい。特にこういうルポ的な本をよく買ってきている。

大阪 下町酒場列伝 (ちくま文庫)

今日は、難波に来たから丑寅に行きたいなと思ってみたりする。

1階へ。海外文芸棚で『真夜中のギャングたち』を見る。柴田元幸訳。よいペーパーバックがないかとおもっていたけど、そもそも柴田元幸が翻訳を手がけた本の原著を読めばいいんじゃないかと考える。
これも原著を探してみよう。

真夜中のギャングたち

会計をして、出て行く。