monomadoのブログ

本を買う話とか、読んだ本の話とか。あと時々、旅行の話を。

鹿児島へ

朝、宿の風呂に入る。別府では、自宅に温泉が湧いているなんて当たり前のようだ。商店街を歩いてた時に、小学生が模造紙に書いた別府紹介の張り紙を読んだ。そこに書いてあるには、「別府の温泉のお湯は熱くて、おじいさんとかは、ちょうどいい、といいますが、私たちはこまります」と書いてあったが、確かに熱めで長く入っているには、熱すぎるくらいだ。

バス停まで歩いていると、自衛隊のトラックや車をたくさんみる。
近くに駐屯地があるようだ。

別府では、コンビニやなんかでやけに外国人の若い人が多いと思えば、近くに立命館大学系列のアジア太平洋大学があるようだ。母校のよしみで覗きに行ってもよいかと考えたがやめにしておいた。

別府の駅から鹿児島駅までの切符を買う。
特急のアナウンスがなっていたので、電車に乗るが、まちがって普通電車に乗ってしまう。普通と特急くらい見分けがつくだろうと思うが、間違えて乗った瞬間に思ったことは、普通に見えるだけで、停車駅が少ないだけの電車を特急と呼ぶところがあるに違いない、と思い込んでしまって乗った。
ホームから観光客風の団体が、どんどん乗り込んでいるのも、勘違いのもとだったが、乗ってすぐに、周りの客に確認して間違いに気づく。
すぐに降りて、別府駅に引き返すも、次の宮崎行きの電車は1時間後。

別府駅前をまたうろうろ。

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改めて、特急に乗る。赤い電車。霧島。
間違えた自分がはずかしくなる特急然とした姿。九州の鉄道をなめていた自分を反省する。

電車は快適に宮崎まで走る。その後、鹿児島行きの電車までの待ち時間で宮崎駅のそば屋で、昼食を食べる。

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昼食後、再び電車に乗る。
海岸沿いを走る。途中うとうとしたが、鹿児島に近づいてきたころに、不意にトンネルを抜けたあたりから、桜島が見える。

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てっぺんが雲に覆われており、それが火山からの煙かどうかもわからないような具合だった。

すでに夕方頃。鹿児島に到着する。そのまま急ぎ足で、鹿児島港に行く。桜島に渡れるらしいということを調べていたので、ぜひ船に乗って、桜島にいってみたいと思ったからだ。

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フェリーは連絡船となっており150円で片道が乗れる。現地のかたがたにとっては、なんでもない公共の足という存在のようで、観光客らしい人がほとんど見られなかった。

桜島。そういえば、十五夜間近のお月様。とてもきれいだった。

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フェリーのポスターを見ていると、熊本から島原までフェリーでいけることを知り、電車で熊本から長崎に向かう予定だったけれど、フェリーで行くルートを考える。

フェリーターミナルから、歩いて、鹿児島中央駅付近まで歩く。
宿に荷物を置いて、天文館といわれる繁華街にでかける。

知り合いに「とんとろラーメン」がおいしいですよ、と教えられていたので、ラーメンを食べにでかける。確かに繁華街である。アーケード。大きな交差点には、百貨店。地方都市の中心街というのは、こういう趣だなと思う。

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アーケードを少し外れたあたりで、ラーメン屋を探す。時間が時間なので呼び込みにたくさん声をかけられるも、呼び込み捕まえてラーメン屋を教えてもらう。

芸能人のサイン色紙がならんだお店でラーメンを食べる。

それから、まっすぐホテルに戻り、ビールを飲んで寝てしまう。