monomadoのブログ

本を買う話とか、読んだ本の話とか。あと時々、旅行の話を。

別府を歩き回る。

18日の夜に大阪港からフェリーに乗り、九州の別府に向かう。
三連休ということもあってか、フェリーは思いのほか混み合っている。
普段であれば、大阪に商談に来たのか、という風情のサラリーマンが、電気工事の技師たちが、そして幾組かの学生の旅行者が閑散といる程度であるのに。

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ザコ寝の部屋でも隣が気になって思うように寝れず。腰が痛くなる。

翌朝、別府港に到着。土地勘もないままに、別府港から別府駅まで歩く。
途中、駅前の商店街をうろうろと歩く。夏休みの自由工作の優秀賞かなにかをもらったものが展示してある。
眼鏡屋の前に、老人が椅子を出して座っていた。

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駅前に行けば、喫茶店があってモーニング位は食べられるかと思っていたが、あてが外れて、結局ミスタードーナッツでドーナッツを食べる。

バスで鉄輪温泉まで行く。バスは亀の井バス。

鉄輪温泉について、まず驚くのが文字通り湯煙のすごさ。

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しばらく徘徊して、地獄めぐりの一箇所だけ観光する。
秘宝館があったので、入る。そもそも、別府での楽しみとしていた。

そこら中で湯気が上がっており、それは排水溝からすらも。
街中を歩き回っているだけで、温泉を感じる。

組合用の温泉に入る。こういう場所がいくつもあって、観光客は100円で入れる。

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温泉後、近鉄(!)別府ロープウェイに乗りたくて、バスで向かう。
鶴見岳に上れる。バスは1時間に1本しかなく、うまく上って降りてこないといけないと思う。

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山の上からの景色よし。

降りるロープウェイで、母親と二人連れの方々と隣り合う。親子連れといっても、おじさんとおばあさんという組み合わせ。
時折、母親に「鹿がいてますよ」とおじさんが、お母さんに教えてあげる声が聞こえてきた。
少し、やさしい気持ちになって、親孝行というのは、いいものだと思う。

バスで再び、鉄輪温泉に戻る。朝からドーナッツと、昼過ぎに豚まんを食べた程度で、満足にご飯が食べれていなかったので、飯屋を探す。

まさ食堂を見つけて、だんご汁定食を食べる。
お店に入ると、冷たい麦茶を出してくれて大変助かる。

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だんご汁は、ほうとうのような小麦をこねたようなものが入っている味噌汁のようなもの。
具沢山で食べごたえがある。かぼすを絞って食べるらしく、これまたおいしい。

ごはんを食べて落ち着いたところで、宿に向かう。やや鉄輪温泉から歩いたところにあるらしく、歩く。
8時くらいになっており、道沿い以外はまっくらになって来ていた。地図を頼りに住宅街に迷い込みながら歩いていると、小学生くらいの女の子たちに不審者と思われ、ほうほうの体で逃げる。

地図を間違えていたのか、住宅地の中に宿などあるはずもなく、明るい国道沿いに見つける。

通された部屋は、宴会か何かに使えそうな大広間を襖で仕切って、無理やり小部屋にした体の部屋。
隣との仕切りは襖だけで、鴨居の上がいけいけになっており、テレビの音がわんわん、こちらまで聞こえる。

ビールを飲んで、疲れていたのか、布団に向かう前にそのまま寝てしまう。